串間市

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大隅曽於地区消防組合・志布志海上保安署との合同訓練

 平成29年11月17日、消防相互応援協定に基づき、串間市と志布志市の県境であるいるかランド付近の海域において、大隅曽於地区消防組合、志布志海上保安署との合同訓練を実施しました。

 消防相互応援協定とは、串間市内で当本部の消防職員や車両、資機材だけでは対応することができない災害(大火災、けが人が多く発生した交通事故等)が発生した場合に、隣接する市町村の消防力を活用して、災害による被害を最小限に防止することを目的としたものです。また反対に隣接する消防本部からの応援要請があれば、当本部が協力することもあります。

今回の訓練は、いるかランド付近の海岸で遊んでいた親子が沖合に流されたという想定で、通報から救出までの流れを確認しました。

志布志海上保安署巡視艇「りんどう」、大隅曽於地区消防組合及び串間市消防本部の指揮隊・潜水隊が現場に出動し、各機関の現場到着後、指揮隊による情報共有を行い、活動範囲を決定して救助活動を開始しました。

大隅曽於地区消防組合の潜水隊と連携し、救助ボートによる捜索や潜水活動を実施、捜索開始から約10分で海底から要救助者2名を救出しました。

 今後、大規模な災害が発生した場合でも、スムーズな現場活動が実施できるよう、また一人でも多くの命を救えるように、訓練を重ねていきます。

≪活動内容の確認≫

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≪活動内容の周知≫

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≪海保巡視艇りんどうからのエントリー≫

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≪捜索活動の様子≫

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串間市消防本部