令和4年11月11日に串間市消防本部の潜水隊認定試験を実施しました。
今回、認定試験を受けた渡会消防士は、串間市に採用されて4年目の隊員です。
当消防本部は、潜水隊員として認定されるまでに、まず精神的(水への恐怖心など)また身体的(耳抜き:鼻をつまんで耳管から空気を抜く動作)な適正を確認し、適正があると判断されれば、国家資格である潜水士試験を受験し免許を取得します。その後、現役潜水隊員と共に基礎的な水泳訓練や潜水資機材取り扱い訓練を4月から11月にかけて継続的に実施します。そして、最後に、潜水隊認定試験を実施し、はれて潜水隊の一員となります。
当日の認定試験は優秀な成績で無事合格となり、終了後に渡邉潜水隊長から「冷静沈着な活動ができ、個人スキルも非常に高いレベルである。今後、潜水隊としてさらなる活躍を期待している。」とコメントをいただきました。
令和4年12月13日には、当消防本部の講堂において渡会消防士を潜水隊員に任命する辞令交付式が実施されました。増田消防長から辞令交付後に激励のことばをいただき、渡会消防士をはじめ署全員が身の引き締まる式となりました。
渡会消防士からは、「これからは一人の潜水隊員として、先輩たちについていけるよう頑張ります!!」と力強く話してくれました。今後の活躍に期待してください!!!
<バックジャンプエントリー訓練の様子>
※バックジャンプエントリーとは足元に障害物などがある場合にできるだけ遠くにジャンプし、障害物を超えて入水する方法です。
<水面泳法訓練の様子>
※水面泳法とは水面上でフィン(足ひれ)のみを使用し泳ぐ方法です。
<検索訓練前ミーティングの様子>
<辞令交付式の様子>
<増田消防長激励の様子>
串間市消防本部