WHAT'S ECOTOURISM

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夕日とボート 雲1

串間エコツーリズム宣言

輝く太陽と青い海、そして緑の山波を有する串間市は温暖で豊かな自然に溢れている。
緑の森は天の恵みを授かり、農の幸を培い、海の幸を守り育てている。
これらの山・川・海の連関が、現代の私たちに郷土の豊かな自然資源や生活文化をおくりとどけてくれたのである。
先人達がのこしてくれた自然資源と歴史文化を尊び、このふるさとの財産を活かして、守りながら持続させ、
次世代へと引き継ぐことが今を生きる私たちの大切な使命である。
私たちは、循環や連携の仕組みを地域へ取り入れながら、この使命を果たすことが
"串間エコツーリズム"であると定義し、推進していくことをここに宣言する。
串間エコツーリズム推進協議会

かに
案内人と家族

串間エコツーリズム憲章

体験のできる民泊

串間エコツーリズムは、地域の自然資源や生活文化を守りながら、
持続可能なかたちで活用し、この恩恵を次世代にも送り届けることを目的とします。
自然・歴史・文化・産業などの資源を活かした感動体験を通して、
串間ファンを育てることで、地域の元気化を目指します。

民泊一覧

  • step1

    感幸(観光)地域づくり

    串間の豊かな地域資源を活かした感動体験メニューを実施して、地域も利用者も自然に(nature&naturally)幸せを感じる感幸(観光)地域づくりを目指します。

  • step2

    先祖からの恩恵を次世代へ恩送り

    強度の豊かな自然資源や生活文化の恩恵は、私たちの先祖が代々これを守り伝えて、私たちに送り届けてくれたものです。私たちはこの恩恵を、先祖には恩返しの気持ちを持って大切に守り、浪費させることなく次世代にも恩送りすることを目指します。

  • step3

    串間ファンの育成と地域の元気化

    串間エコツーリズムに参加する地域も利用者も含め、「この土地が好きだ!」という串間ファンを育てることで、郷土愛を成し、地域の元気化を目指します。

串間市のエコツーリズム推進全体構想

  • (1)エコツーリズムを推進する地域(法第5条第3項第1号関係)

    串間市の自然観光資源は市内全域に点在し、これらが市街地から車で30~40分圏内で周遊できる場所にあることから、エコツーリズムを推進する地域は串間市全域とする。

  • (2)エコツーリズムの対象となる主たる自然観光資源の名称及び所在地(同項第2号関係)

    主な自然観光資源

    自然資源

    岬馬、ニホンザル、アカウミガメ、クロツラヘラサギ、コアジサシ等の動物
    都井岬、幸島、石波の海岸樹林、本城干潟、笠祇古竹草原など動植物の生息地・生育地
    都井岬のオリストストローム、赤池渓谷、恋ヶ浦海岸等の地形・地質や自然景観等

    歴史文化資源

    「中世の湊」、「崎田の戦時遺構」、「旧吉松家住宅」などの史跡
    「宮原柱松」、「都井岬馬追い」、「広野のもぐらもち」などの生活文化や伝統文化
    「完熟きんかんたまたま」、「食用甘藷」、「日本一の宮崎牛」などの伝統的な産業

  • (3)エコツーリズムの実施の方法(同項第3号関係)

    ルール

    エコツーリズム推進のため、次の6つの項目にルールを設定。

    • 野生動植物と
      その生息地・生育地
    • 史跡、伝統文化等
    • 地球環境や
      エネルギーなどの
      環境全般
    • 地域住民の
      生活環境
    • 参加者の安全
    • エコツアーの質

    案内(ガイダンス)及びツアー

    エコツーリズム推進のため、次の6つの項目にルールを設定。

    • 自然の保全と文化の
      継承に役に立つこと
    • 地域の自然や文化が
      旅の題材になっていること
    • 住民が地域の良さを
      再発見すること
    • 旅行者や住民の考え方や行動が、
      エコロジカルなものになること

    自然観光資源のモニタリング及び評価

    モニタリングの対象は、動植物、森林・河川・海洋環境、農林水産業など6つに区分し、実施主体はエコツアー実施者、動植物や文化財の専門家など8つに区分する。モニタリングは年1回実施し、必要に応じて改善方法の提案を行う。

  • (4)自然観光資源の保護及び育成(同項第4号関係)

    串間エコツーリズム推進全体構想に定めた「自然観光資源のモニタリング及び評価」に基づき、ツアー実施による影響や問題点を把握し、協議会で評価や改善方法を協議して、自然観光資源の保護及び育成のために必要な措置を講ずる。

  • (5)協議会の参加主体(同項第5号関係)

    串間市の他、エコツーリズムの推進に係る各分野の活動団体や経済団体、事業者、地域住民、有識者、関係行政機関及び関係地方公共団体等から構成。

  • (6)その他エコツーリズムの推進に必要な事項(同項第6号関係)

    環境教育の場としての活用と普及啓発

    次の4つに留意し環境教育に貢献していく

    • 本地域で体感・習得できる
      テーマの整理
    • エコツアー実施者や
      地域住民に対する理解促進
    • エコツアー参加者に対する
      機会の提供
    • 環境負荷のより低いエコツアーに
      向けた取り組みの推進と普及啓発

    他の法令や計画との関係及び整合

    自然公園法や、文化財保護法などの関係法令に配慮して実施する。

    農林水産業や土地所有者等との連携及び調和

    農林水産業や土地所有者と連携してエコツーリズムを推進し、地域産業の活性化や、後継者を育成する取り組みに寄与する。

    地域振興への貢献

    地場産品の活用、滞在日数の増加、串間ファン獲得に寄与するプログラムを設定する。

    地域の生活や慣習への配慮

    地域住民の生活や伝統文化に悪影響を及ぼさないように、ツアー実施者は、地権者や漁業権者、地域住民等へ事前に十分な説明を行って、承諾を得る。

    安全管理

    ツアー関係者は、保険加入の推奨、事前の安全対策の徹底、気象条件の把握、参加者への注意喚起、救急医療品の用意、リスクマネジメント講習会の実施等を行う。

    全体構想の公表

    全体構想の作成、変更、廃止を行った際は、広く一般に周知する。

    全体構想の見直し

    概ね5年ごとに全体構想全体の見直しを行う。

  • 恋ヶ浦SUP体験

    恋ヶ浦SUP体験