串間市、みやまパワーＨＤ株式会社、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社の三者は、1月11日、「カーボンニュートラルに向けた包括的連携協定」（以下「本協定」という。）を締結しました。
　串間市では令和２年１２月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、令和４年１１月には「世界首長誓約」に署名を行うなど、地球温暖化防止に向けた取り組みを推進しております。
　本協定は、串間市、みやまパワーＨＤ株式会社、パナソニック株式会社の３者の相互連携のもと「カーボンニュートラルのまちづくり」を目指すものです。今後三者は、定期的な協議を通じ、具体的な実施内容を決定していきます。

【本協定における連携事項】

⑴ 脱炭素のまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関すること

⑵ エネルギーの地産地消に関すること

⑶ 低炭素エネルギーの調達や公共施設等への提供に関すること

⑷ エネルギーデータの活用等によるエネルギー最適化に関すること

⑸ 地域の防災機能強化などレジリエンス強化に関すること

⑹ 学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関すること

⑺ 串間市の魅力等の情報発信に関すること

⑻ 各種取組における専門的人材の支援強化に関すること

⑼ 持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の実現に向けた施策の推進に関すること

⑽ 地域社会の活性化及び市民へのサービス向上に関すること

　 串間市、みやまパワーＨＤ株式会社、パナソニック株式会社（エレクトリックワークス社）の三者は本協定に基づき、カーボンニュートラルのまちづくりを含め、様々な分野で連携を強化し、脱炭素の実現に向けて取り組んでまいります。

市長コメント

　串間市は、令和２年１２月に「ゼロカーボンシティ宣言」を宮崎県内で最初に表明し、令和４年１１月には「世界首長誓約」にも署名を行い、2050年脱炭素社会の実現に向けて地球温暖化対策を推進することといたしました。地球温暖化は、行政だけで解決できるものではなく、市民、事業者の皆さまと一緒にに取り組んでいかなくてはなりません。
　今回の包括連携協定の締結により、カーボンニュートラルの取組に関し、みやまパワーホールディング、パナソニック、そして串間市の3者がそれぞれ協力して脱炭素のまちづくりに向けた取り組みを進めていくことは、「ゼロカーボンシティ宣言」や「世界首長誓約」の目的を達成するための大変大きな一歩になるものと期待しています。
　今後は、串間市に適した脱炭素のまちづくりに向けて、それぞれの資源を有効に活用し、定期的に協議を重ねながら、具体的な取組を推進していきたいと考えています。