串間市

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平成30年7月活動報告「串間おくらプロジェクト」

 長年オクラの生産が行われている串間市をオクラの産地としてPRしよう!赴任して最初に取り組んだ企画が着々と動いています。

まず、プロジェクト1.「ミニおくら」。ミニおくらは品種に定めがなく、2、3㎝で収穫したオクラです。通常品より早く収穫する為、種が柔らかく食べやすいです。主には季節の誂え品として、料亭などで使われています。実証を行い、生育に問題なく収穫できることが確認できたので、今後収量を増やし、安定した価格での販売に乗せるには、通常のオクラとは別のブランディングが必要だと考えます。小さいサイズはお弁当にも使いやすいので、利用方法を簡単にイメージできる「お弁当オクラ」などのネーミングが良いのではと考えています。今年度は収量の実証を行いながら、パッケージ等の販売ブランディングを立てていきたいです。

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 次にプロジェクト2.「乾燥オクラ」。収穫してから比較的賞味期限が短いオクラを、もっと長い期間様々なシーンで活用して欲しいという考え、乾燥オクラの試作品を製造してみました。輪切り、縦斬り、カットなしをそれぞれ、規格品と規格外品で製造しました。結果、やはり輪切りが汎用性がありそうでしたが、味はどれもそのままでも美味しいです!味が凝縮され、香りも香ばしく、そのままでも新商品になりそうです。スープ等水気のある料理に活用すると、粘りも戻りますが、味が通常のオクラより少し濃いです。くしまブランド推進協議会では、道の駅に向けて、地元特産品を使った加工品を増やしたいと考えているので、今回の試作品を、いくつかの串間市内の加工品業者や飲食店に配布しアンケート調査を行いました。今後事業者の方々と一緒にこの乾燥オクラの製造と活用を考えていきたいです。

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農業振興課