5月28日(金)、福島高校の探究科学クラス2年生の6・7限目にカードゲームを行いました。
6限目では、SDGsとはどんなことかを知ってもらうゲーム。
限られた資源を使って、ずっと続く世界にするためは、どうすればいいのかをチームで話し合い、協力しながら取り組んでもらいました。ゲーム途中、危機などが起こりながらも失格になるチームはなく、どのチームも見事に持続可能な世界になりました。
7限目では、SDGsの理念をもとに、串間市の地域資源を活用し、どんなことができるかを考えるゲーム。
まず、串間市にはどんな資源があるのかを洗い出し、出てきた資源を組み合わせてどんなことができるか、アイデアをできる限りたくさん出してもらいました。そして、アイデアについて、メリット・デメリットまで考えてもらいました。
資源の洗い出しもアイデアの創出も、始めは悩んだり考え込んだりと、難しそうな様子もうかがえましたが、慣れてくるとどんどん活気づき、約15分間でどのグループも2つ以上のアイデアが出され、多いところでは6つのアイデアが発表されました。
空き家や休耕地、病院や運動公園を拠点とし、野生動植物や農産物など、串間の資源をうまく活用する方法が考えられていました。
こういった連想ゲームのようなものは、年齢が上がるにつれ、先入観などから頭が固くなりがちな気がします。頭を柔らかくして柔軟に物事を考えることや、アウトプットを強化することは、これから先もっと大事になってくると思います。
私自身、連想ゲームは苦手な方ですが、例題を考えたり、授業の様子を見ていると、慣れると楽しくもなり、訓練次第でいくらでもアイデアの創出は可能だと気が付きました。突拍子もないことから、新しいモノやコトが生まれたりします。ゲーム形式で地域について考え、深掘りし、持続可能な実現ができればいいなと思います。
今後は、地域の方とのワークショップ等で、みなさんがどんなことを思い、考えられているのかも知っていければと思います。
総合政策課