串間市

串間市

自分らしく地元で働くを学ぶ、串間中学校「職場体験学習」の授業

 

 こんにちは。串間市地域おこし協力隊の清山美咲です。

  先日、串間中学校「職場体験学習(2年生)」の授業で同協力隊の福島綾乃さんと講話をさせていただきました。

  事前の打ち合わせで、「夢を持って今後の進路を決めてもらいたい。串間への愛着をもってもらいたい」という担当の先生の想いを聞き、中学生の頃、自分の夢ややりたいことがなかった私が、「なぜ串間市の地域おこし協力隊になりたいと思ったのか」その経緯と、「なぜ、串間市の"地域おこし"の仕事をしているのか」について、私が普段大切にしていることをベースに話をすることにしました。

 

 

 IMG_4135.JPG

 

 

 私が普段大切にしていること①「学ぶこと、実際にやってみること」

 

 講話の前半は、自分のやりたいことを見つけるために私は「学ぶこと、実際にやってみることを大切にしている」という話をしました。
 なぜ、"学びと実践"が大切だと思うのか。それは、私自身が、自分がやりたいことを見つける時に、"ただやみくもに考える"だけでは答えが見つからなかったからです。ここでいう「学び」とは、知識や情報を暗記的に覚えることではありません。

 多様な人の価値観や生き方、実践していることを「新しい学び」として捉えながら聴き、実際に自分自身で体験してみる。そして、それに対して、自分がどう感じるかを考える。"ただやみくもに考える"だけではなく、そこに「学びと実践」のプロセスがあることで、自分の価値観や生き方の選択肢が広がり、そこから自分のやりたいことの形が見えてくるものだと私は実感しています。

 

 

 私が普段大切にしていること②:ありたい未来から今を考える「未来志向」

 

 講話の後半は、私が串間市地域おこし協力隊という仕事をする中で大切にしている「未来志向」という考え方について話をしました。

 私は串間に移住して1年と8ヶ月が経ち、着任した当初よりも確実に串間への愛着が生まれ、串間市は私にとって「第二のふるさと」になっています。
 でも、その一方で、着任当初と変わらないのが、人口減少や少子高齢化、地域の過疎化といった地域の課題です。これらの課題に対して、「何をしても変わらない、串間は何もない」と決めつけるのではなく、実現したい未来を先に設定して、今やるべきことを導き出す「未来志向」という考え方を私は大切にしながら仕事をしています。

 

 

 IMG_41063.jpg

 

 

 最後に

 

 実際に串間で働く人の話を聴き、働く体験ができる「職場体験学習」の授業で、一つでも多く、そして豊かな学びを得ながら過ごして欲しい。少しでも串間への希望を持ってもらいたい。そんな想いで話をさせていただきました。
 今回、生徒の皆さんに伝えた内容が、伝えるだけに終わらないよう、これからも「学ぶこと、実際にやってみること」、「未来志向」を大切に活動していきたいと思います。

総合政策課