第5回目の健幸講座は、「認知症を知ろう」のテーマで開催しました。
認知症の症状は、体験したこと自体を忘れる記憶障害や、物盗られ妄想などが挙げられます。
記憶障害は、体験したこと自体を忘れてしまい、そのことを責めてしまうと、本人は傷つき、認知症はさらに悪化していきます。物盗られ妄想についても、真に受けて怒ったり否定したり、感情を刺激してしまうと悪化に繋がります。
このような症状に対しては、全般的に穏やかに対応したり、話をそらしたりしましょう。そうしていると、本人は落ち着いていき、そのうち、聞いたこと自体を忘れます。認知症に対しての理解は非常に重要です。
串間市では、「認知症勉強会」や「認知症サポーター養成講座」を実施しています。希望があればグループ、地域、団体、職場に訪問して開催し、認知症について学ぶことができます。自分や家族のため、自分が暮らす地域のために、認知症について理解を深めてみませんか?
⇒【問い合わせ先】串間市医療介護課介護保険係 ☎72-0333
串間市社会福祉協議会 ☎72-6943
認知症を進行させないのと同様に、認知症予防も大切です。生活習慣を正したり、塩分を控えることで、認知症の原因疾患の一つである脳血管性認知症や腎不全の予防になります。
また、本人の気持ちの持ちようも大事で、「よく笑い、くよくよせず、トラブルがあってもどこか楽しみ、リラックスして、前向きになっている」人は、認知症とは無縁だそうです。「笑顔」「ラ音の挨拶!」大切ですね。
認知症予防について、江藤先生からの『認知症元気に予防7か条』をご紹介します。
【認知症元気に予防7か条】
①よく笑い、くよくよせず、トラブルがあっても、どこか楽しみリラックスして前向きに。
②好きなこと、夢中になれること、頭を使うことで脳の血流を良くしよう。
③何事も自分の頭で考え、感動し、表現し、声を出し、楽しい生活を心がける。
④ポリフェノールをとりましょう。ソバ、生姜、大豆、ブロッコリー、玉ねぎ
⑤ユマニチュード 目線の高さを同じに、 正面から、手を添えて、やさしく声かけ。
⑥どんどん家の外に出かけましょう。
⑦禁煙!減塩!応援!ご縁!菜園!救援!楽園!
今回の参加者数は、前回の110名を上回る146名でした!すごい!江藤先生の話が分かりやすく、おもしろいため、以前参加した方が知人を連れてきたりして、どんどん増えていってる状況です♪
【参加者の声】
医療介護課