宮崎県は、『SFTS(重症熱性血小板減少症候群)』の累積報告数が全国で1位です!
野外活動の際には、しっかり予防対策を行い、マダニに咬まれないようにしましょう。
主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。また、SFTSを発症している動物との接触により感染してしまうこともあります。現在のところ、SFTSに対して有効なワクチンはありません。
6日~2週間程度
⋆発熱(38℃以上)
⋆消化器症状(腹痛や下痢など)
まれに・・・
⋆頭痛
⋆筋肉痛
⋆神経症状
⋆リンパ節腫脹
⋆出血症状
〇シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する環境
〇民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息
〇肌の露出を少なくする
⋆帽子・手袋を着用し、首にタオルを巻く など
⋆シャツはズボンの中に、袖は手袋の中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中にいれる
〇明るい色の服を着る
〇虫除け剤を使用する
⋆「ディート」や「イカリジン」を含むものが有効
〇無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で適切に処置してもらいましょう。
➪ダニ類の多くは、長時間(10日間以上のことも)吸血する。吸血中のマダニを無理に取り除こうとすると、マダニの口器が皮膚の中に残り化膿することがあるため。
〇ダニに咬まれた後、数週間は体調の変化に注意し、発熱などの症状が認められた場合には医療機関を受診してください。
〇受診時に伝えること
①ダニに刺されたこと
②野外活動の日時
③場所
④発症前の行動
ペットのSFTS感染(ネコの場合、約6割が死亡)や、発症したペットから人へ感染する事例も確認されています。
〇獣医師にダニ駆除剤の使用等について相談し、使用する
〇散歩後にブラッシングし、ダニがついていないか確認
〇ペットに触れた後は必ず手洗いをする
〇ダニが皮膚に食い込んでいる場合やペットが体調不良の際には動物病院を受診する
※ペットを介して、庭や屋内にダニが持ち込まれることがあります。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するお知らせ(宮崎県)
医療介護課 健康増進係(串間市総合保健福祉センター内)
〒888-0001
串間市大字西方9365番地8
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医療介護課