もうすぐ3年が経とうとしています。生活や活動中に、いろんな発見やいろんなギャップに遭遇するものです。バカバカしいほどささいなコトだけど、いろいろ思うコトを選びました。
①広報誌「広報くしま」はSNSよりも強い。
→市内に本屋さんがないこともあってか、読み物に若干寂しいのかも。さらに年齢層も上がっていることもあって、広報誌「広報くしま」に掲載した情報はだいたいの方が知っています。活動日誌というコーナーに寄稿させていただいてますが、相変わらずアホな内容しか書いていないため、ガソリンスタンドのおっちゃんに「またやらかしたなw読んだぞw」とよく突っ込まれます。恐るべし広報くしま!
(広報くしまはWebからもご覧いただけます。https://www.city.kushima.lg.jp/main/info/cat14/cat19/-2019.html)
②「必死のパッチ」が通じない。
→この「必死のパッチ」という言葉。関西の日常会話にはよく登場します。シャカリキに必死であることを表現するための「必死のパッチ」。先日行われた近畿串間会で教育長とお話していたときのこと。
教:綾乃ちゃん、朝からご苦労さんやね。
福:おはようございます!
教:地元に泊まったの?
福:いやいや、そんな余裕ないっすよ。現場が大阪なのに京都からだと必死のパッチで電車乗らないとダメじゃないですか?
教:なにそれ??
通じなかったーーー!!
関西に出張したからと言って、串間出身・在住の教育長に「必死のパッチ」は通じなかったのでした。それもそのはず。「必死のパッチ」は関西弁なのです。そうでした。まったく気にせずに使ってしまった。私、まだまだですねw
③都会が怖い。
まったく知らない人が至近距離にいるってことがなくなりました。でも都会にいるとそれが日常なのではないでしょうか?例えば通勤ラッシュなんか、ぎゅうぎゅう詰めのバスや電車に乗らなきゃいけない。それには必然に赤の他人がぎゅうぎゅうに隣合わせるわけです。最近それがとても不自然なことなんじゃないかと思ったのです。
というのも、これもまた出張時、夕方のラッシュを目撃し、さらにその中に身を当時ないと電車に乗れないと思った時に、発狂しそうになったのです。「いやだ、串間に引き返したい。」そう感じた私は、都会の赤の他人との距離感がとても不自然な事で、ものすごくストレスになる事なのではないかと思いました。これって、串間で生活しないと発見できなかったことかも。
④こどもがめっちゃ挨拶してくれる。
→「知らない人にはついていっちゃダメ!」「知らない人と喋っちゃダメ!」と言われていたから、すれ違っても特別なにもしないのが当たり前だと思ってたけど、串間は、というか、都市部から移住した協力隊の大半はこどもが挨拶してくれることに驚きます。私もそのうちの一人。「こんにちは!」「おはようございます!」の威勢がよすぎて、大人が恐縮しますw
⑤「なにもない」と地元の方が言うことの本意はなに?
→「なにもない田舎になんでまたきたのか?」と言われたり、「なにもないところつまらないだろ?」と地元の方は口々に言い、あまりにも口を揃えて言うものだから、私はちょっと疑ったのです。
「なにもない」と言う言葉の裏になにが隠されているのか。。。
・・・単純に外からきた人に褒めてほしいんだと思うのです。たしかに、都会ではお店が軒を連ねて、歩けばなんでも揃って、交通機関が整っていて電車に乗ればどこでも行ける。ただ、そんなことを求めて串間に来たわけではない私からすれば、地元の方の言う「なにもない」を分かった上で来ているし、都会の利便性とかなくて結構なのです。車さえあればなんとかなるんだから。むしろ利便性が低いことで保たれている資源がたくさんあって、それを間近で感じることができることはすごく贅沢なことですよ。
でも、そんなこと私が言うまでもなく、地元の方が一番よく分かっていて、そこに対する確固たるプライドはもちろんある!だって地元だもの。そらみんな持ってるよぉ~。
で、ここからがお国柄やなと思うのは、串間の方って「すごいやろぉ~♪」とあけっぴろげに自慢するってことがあんまりないんですね。ちょっと、、、、、シャイなんだと思います。照れ隠しと謙遜が相まって「なにもない」発言になるのではないかな?と、日々のやりとりから感じたところです。個人的には照れてないで「すごいよねぇ~♪すごいでしょ~♪」って言ってほしいけどなw
以上、5選でした。
必ずこの通りだとは思いませんが、私が串間に来て日々感じていることです。
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さて、今年も1年活動報告をご覧いただきありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします!よいお年を~♪
※次回の配信は令和2年1月15日(水)を予定しております。
総合政策課