串間はおいしいマンゴーが採れます。
そう、おいしいのです。
昨年の夏は、
人生初のフレッシュマンゴーがこんなにおいしいものとは知らず、
感激のあまり、
人にプレゼントしようと買ったはいいものの、
やっぱり渡す気になれず、、、、、、
プレゼントする前に食べてしまいましたw
おいしいのです。
おいしいのです!
そんなマンゴーなのですが、実際にどんな風に育っているのか見たことがない私。
マンゴーのシーズン後半戦を迎えたビニールハウスへ行ってきました。
こちらです。
↓
6月18日(月)AM10:30 鬼塚さんのところのビニールハウス
あ、ぶらさがってる。
↑マンゴーが網タイツ履いてる。なんかわからへんけど白い受け皿もついてる。
しかもなっているのは赤いマンゴーと紫のマンゴー。
赤いのは見たことあるけど、この紫の方は・・・・・・・
恐竜が生まれてきそうww
実はこの紫色から完熟していくにつれてどんどん赤みを増した色に変化していくようです。
ハウス内をご案内いただいた鬼塚誠さんにお話しを伺いました。
鬼:完熟の状態で出荷するので、実が枝から離れたものでないとダメなんですよ。勝手にもぎ取っちゃダメなんです。自然に実が落ちたものでないと。でもそのまま落としてしまうと実の表面にキズがついて品質が落ちてしまいます。
鬼:「網がけ」って言うのですが、こうしてネットに入れてあげます。ネットに入れて天井からぶら下がっているフックにかけておけば、いつ実が枝から離れても落ちずにキズつくことなく出荷できます
なるほど!
完熟まで粘りに粘ったマンゴーが出荷されるんですね♪
鬼:この白いトレーは反射板で、どうしても太陽光って上から注がれるわけですから、どうしても色ムラができてしまうんですよね。マンゴーの実の全体に綺麗な色を出したいじゃないですか。だから下から太陽光を反射させてマンゴーの実全体の色が均一になるように白いトレーを付けるんです。
ちなみに、このネットを着けたりトレーを付ける作業は全部手作業なんだって。
このビニールハウス内では約2,000玉収穫されるようなので、それをぜーんぶ手作業って、大変!
しかもこのビニールハウスの中って暑いんですよ。めっちゃ暑いんです。
鬼塚さんもタオルが手放せません。
鬼:マンゴーは温度管理が本当に重要なんですよ。花を付ける時期には寒くないといけないし、そのあとは一定の暖かさをキープしないといけません。
花を付ける冬から出荷までの間ほとんど付きっきりで温度管理と作業に追われるんだそうです。そのシーズンに入ってしまうと旅行やちょっと遊びに出かけるなんてことは絶対にNG!!
鬼:マンゴーは出荷が終われば休めるというわけでもないですからね。
(え~~~~!まだあるんですか(汗!!)
出荷が終わると来期のための作業があって、今期に成長した枝葉を切る剪定作業と土に肥料をあげる作業があります。ちょうど剪定が終わったハウスが隣にありました。
↑こちらです。マンゴーの木が胸から腰あたりの高さまでに剪定されています。
鬼:マンゴーの木はそのままにしておくとどんどん大きくなってしまいます。それが自然なのですが、どうしてもビニールハウスの中なのでハウス内に収まるよう切ってあげないと。高いところに実がなってしまったら収穫も大変です。
(めっちゃ手間かかってる。)
鬼:毎日必死です。品質は落とせません。もう僕の子どもみたいなものなんですよ。
手塩にかけて育てられているんですね。
それもそのはずですよ。だって串間のマンゴーはおいしいですから。
みなさん、ちなみに「太陽のタマゴ」ってごぞんじですか?今年で20周年を迎えたマンゴーの最高ランク「太陽のタマゴ」っていうブランドがありまして、今年の解禁日は4月16日でした。
宮崎市中央卸売市場にて初競りが行われ、化粧箱2玉入りの「太陽のタマゴ」は40万円で落札されました。(宮崎のマンゴーおそるべし!)もちろん串間育ちの「太陽のタマゴ」も出荷されています。
串間の場合、太陽のタマゴに限らずマンゴー全体の出荷は早ければ3月下旬から遅ければ8月いっぱいだそうです。
誰が食べても虜になるぐらいの濃厚なんですよね。正直串間に来るまでピューレか瓶詰めでしか食べたことがなかった私は串間のマンゴーを知ってしまったので、もう、他のマンゴーが食べられません。絶対串間のマンゴーがいい!!みずみずしくってコクのある串間のマンゴーをぜひ味わってほしい!!!!
市外にお住いの方はふるさと納税で串間市のマンゴーをゲットすることも可能です。よければご利用ください。
(ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス 串間市]https://www.furusato-tax.jp/search?q=%E4%B8%B2%E9%96%93%E5%B8%82&header=1&target=1 )
ひとまず私は、いただきました♡やっぱり今年もおいしいです♪♪
[Special Thanks!!]鬼塚誠さん
商工観光スポーツランド推進課