7月15日(日)AM 9:30 恋ヶ浦
全国的にも有名なサーフスポット 恋ヶ浦にやってきました。
今日は串間市サーフィン連盟のみなさんが鹿児島県サーフィン連盟のみなさんと合同で恋ヶ浦のビーチクリーンを企画されています。
さっそくビーチに降りたいところですが、
その前に「串間市サーフィン連盟」についてちょこっと説明したいです。
恋ヶ浦に限らず、サーフスポットの多い串間ですが、実は市内在住のサーファーさんは比較的少なく、市外・県外、中には海外からいらっしゃるサーファーさんの方が多いのです。
で、そうなってくると、マナーやモラル、環境保全についての考え方もまちまちで、たまに地域住民とのトラブルも出てくるんだとか。
そこで!
串間の数少ないサーファー達は立ち上がったのです!!
↓串間市出身のプロサーファーであるこの方、
水元公志さんと、地元のサーファー松本典子さん・木代政次郎さんを中心に、串間全域のサーフスポットについてマナーと環境保全について提示・提供できる活動を始めようと、今年の7月に立ち上がった団体。それが「串間市サーフィン連盟」です。
水元さんいわく、
「これからのサーフィン人口は増加すると考えられます。そんな中で今までの美しい海を守っていくことや、その土地のルールやマナーを外部からくるサーファー達に知ってもらいたいんですよね。串間の海をみんなで守っていくことを僕たちが示さなきゃと思って。そういうことをもっとちゃんとやりたいと思ったんですよ。僕たちがちゃんとやることで、外からのお客さんも快適に、もちろん地域の方も快適に、僕たちも快適に、もちろん環境にも優しく海を楽しむことができればいいなと考えてます。」
と、お話しされていました。
↑こちら先日恋ヶ浦にやってきたアカウミガメ。今年の7月上旬に産卵のため上陸したようですが、大雨続きで岸にゴミがたくさん漂着していたこともあり、産卵できずに海に引き返していったそうです。OMG。。。。
単純にサーフスポットとして機能しているのではなく、こうやってアカウミガメのベビーちゃんたちが海に帰っていける環境も兼ね備えているんですね。
そんな経緯がありまして、今日は活動の一環として恋ヶ浦のビーチクリーンを行うそうです。
では、現場の様子見てみましょう!
あれ??さっきまで波待ちのサーファーさんたちがプカプカしてたのにどこいった???
早っ!もうみんな海からあがってる!!
拾う。
拾う!
めっちゃ拾う!
あれ?連盟の人たちってこんな多いの???
実は一般の方が多いかも。サーフィンカルチャーとして「岸辺で清掃を行っていたら、海からあがって手伝う。」っていうのが共通認識としてあるようです。私はサーフィンやらないから知らなかったけど、サーファーさんたちの中でそういう常識があるんですね。すげー。見習おー♪
で、結果、、、、
さらにこの2倍ほどゴミが集まりました。
海のゴミは訪れた人のものと漂着するものがあります。どちらにせよこういった定期的な活動が必要なんですね。
約1時間かけて清掃された恋ヶ浦。常夏の日差しのもとゴミ拾いをした甲斐もあり、美しい♪
やっぱりキレイじゃないとね♪
今回鹿児島県サーフィン連盟のみなさんとの合同で企画されたわけですが、やっぱり恋ヶ浦は県外のサーファーさんにも大人気!サーフィン旅行のお客さま、とくにリピーターさんも非常に多く、串間の観光資源としても大活躍している場所です。マナーモラル・環境・観光をともに支えていくのはやはり人の手。人によって守られ、守りながら楽しむことが大切です。
そして、、キレイになった海をみて・・・・・・
サーファーさんたちはまた波乗りに出かけていくのでした。
[Special Thanks!!]
串間市サーフィン連盟のみなさん
串間市サーフィン連盟 Facebookページ
商工観光スポーツランド推進課