7月23日(月)16:00 仲町通り あたご祭り 宵祭 当日
全国各地にある「愛宕神社」。
串間にも愛宕神社があって、仲町通りから旧吉松家住宅のお庭を通り、小高い山の頂上に御社があります。
そもそも、どんな?何の?神様がいるのか知ってますか??
愛宕の神様って「火伏せの神」と言われていて、火を司る神様なんです。火事や火災から守ってくれる神様なので、飲食店を経営している方や台所でお仕事をするお母さん達にとって親しみのある神様なんですね。
で、串間の愛宕の神様はもともと私の故郷でもある京都いらっしゃったようです。
昔は串間の方も毎年京都にある総本宮 愛宕神社に出向いては
「愛宕さん、今年も1年無事でした。
ありがとうございます。
また1年、火事が起きませんように努めますので、
どうぞ宜しくお願いします。」
と、お参りされていたそうです。
でも、、、
正直、、、
このご時世だから関西まで飛行機に乗ればいいけど、
昔のことを考えると陸路か船なんですよ。
個人的なことを言えば、京都出身でも、
飛行機に乗れたとてあまり京都に帰りたいとも思わない。
なぜなら、
遠い!!!
現代人である私が遠いと思うぐらいですから、昔の人にとってはもっと遠かったはずです。
さらに言うと、もっと愛宕の神様を身近に感じたかったのでしょうね。
串間のみなさんは京都の愛宕神社へ御霊をお迎えにいき、仲町界隈へおさめられたのが、串間に愛宕神社ができた経緯だと言われております!(諸説あり)
旧吉松家住宅の庭を通って、鳥居をくぐり階段を上がると・・・
お祭りのライトアップが準備されていました。涼しげぇ~♪
ここは毎年7月23日にしか入ることができません。
16:30 あたご祭り 神事 開始
ここまで色々説明はしましたが、ちょっと注目してもらいたいのがお供えがいっぱいの御社です。
神事終了後、参加者のみなさんも中をのぞき込んでいます。
この中に愛宕の神様・通称:愛宕さんがいるんですよね。これがまた御社のコンパクトな感じを見てもらってわかるとは思いますが、神様もとってもミニマム。
これが愛宕さんです。白馬に乗ってる。
シルバニアファミリーみたいで、かわいい。神様にかわいいとか言ったらあかんのかも知れへんけど、かわいいなと思うぐらいの小ささです。
冒頭でお話しましたように、この小さな愛宕さんにあいさつするため、みなさんお越しになるのですが、それがけっこうな賑わいを見せるのです。それが「あたご祭り 宵祭」です。
18:30 仲町通り
増えてる!!!
いつもの仲町通りとは大違い!!出店屋台も立ち並び、人でいっぱい!!!お祭りムード全開!!!
ちなみに旧吉松家住宅は仲町に愛宕神社があったため「火の神様にお守りいただける場所だ!」ということで、建てられたんだとか。今でも縁起物として、そして年に1度のお祭りとして親しまれています♪
[Special Thanks!!]
毎年あたご祭りに闘志を燃やす主宰陣 仲町商店会のみなさん
商工観光スポーツランド推進課