8月10日(金)8:30 大納の集落
私が住んでいる家の母屋のガレージです。伊勢海老漁の網がぞくぞく。
大家さんが軽トラの荷台で作業中。覗き込んでみましょう。失礼しまーす!
伊勢海老漁が解禁するまでに網の修理をしているんですね。
網の綻びはキレイにカット。
↓ちょっと注目したいのがこちら。
お手製 竹の針です。市販ではプラスチック製の商品が出ているようですが、なにぶんプラスチックなので熱に弱く、冬場に修理するときなどは割れてしまうことが多いようです。それよりも10月~11月ごろの乾いている竹を削って針を作る方が夏も冬も割れる心配がなく、丈夫で長持ちするんだって。
竹の針を使って網が切れているところをつぎ足します。
伊勢海老漁の網は3層構造になっています。目の細かい網を荒い網で挟むようにして3枚で1セット。細かい網と荒い網ではそれぞれ糸の細さが違うんですよ。
錘の部分と
浮きの部分との境目はさらに太い糸が使われています。
1枚の網に錘が付いている方と浮きが付いている方があるので、仕掛けると海底から赤いカーテンが並ぶような形になるそうです。
大納の集落で伊勢海老漁をするのはうちの大家さんだけ。以前はもっと多かったようです。少子高齢化となにぶん危険が伴います。海での仕事ですから。
今年の伊勢海老漁の解禁は9月1日、水揚げは2日からです。
美味しい伊勢海老が待ち遠しいですね♪
私:ちなみに、あとどれだけ修理するんですか?
大:ほとんど。
私:え?
大:ぜんぜん終わってない。
私:終わってないの?!
大:終わってないの(汗‼︎
間に合うのかなぁ?????
9月に伊勢海老漁解禁の様子をお届けします。続編をお楽しみに!!
商工観光スポーツランド推進課