H30年12月31日 23:30 串間神社
串間で年越し♪今年は串間神社にお邪魔しております!もうすでにちらほら参拝のお客さんの姿が見えます。
「あ~、今年も良い一年でしたぁ♪
来年も、ええ年になるかなぁ♪
なんを言うと、もうちょっといいカメラ欲しいなぁ♪
お年玉、どっかから出てきたり・・・・
しいひんかなぁ♪お年玉ほしいなぁ♪」
と、邪念だらけの私はそんなことを考えながら、のんきに茅の輪をくぐっていたところ、
御神殿の中が何やら賑やか!!
お客さんたちも興味津々♪
奈良県からやってきた、めっちゃ面白いエンタメ満載のファンタスティックな古事記紙芝居ショーが開催されていました!硬いイメージがある古事記ですが、老若男女問わず誰でも楽しめます。なんと言っても小さいお子さまたちに大好評でみんな見入っていました。
さて、外は・・・・
どんどん・・・・
茅の輪のくぐるお客さんが増えます。中には帰省中の方もいらっしゃったようで
「久しぶり!」
「おかえり!」
と言う声が聞こえてきます。軽い同窓会みたいなかんじ♪
あけましておめでとうございます!!と同時に、
宮司さんたちも行ったり来たり。忙しそう。
社務所の前もお守りやお札を買い求める方が続々。私もおみくじ引いてみました。
「もえ出ずる 若葉の色ぞ美しき 花さき実る 末も見えつゝ」
時間はかかるけど、ええことはあるってことやな。
神様、了解しました!
さて。海のある街、串間市。
海からやってくるご来光を拝みたい。
今回も都井岬へ上がりましたが、昨年とスポットを変えました。
ちなみに昨年は電波塔付近からでした。
今年は、、、、、、、
H31年1月1日 5:00 御崎神社
暗い山道を進んで到着!お正月は御社がライトアップされています。「ご来光はやっぱり都井岬でしょ!」と考える方は多いようで、広場や灯台まで駐車場はいっぱい。だけど、意外と御崎神社までいらっしゃる方は比較的少ないし、海に突出している場所なので、海が近くご来光も近いように感じられます。地元の方の中には「御崎神社のご来光が一番綺麗だ!」と言う方も少なくありません。
ちなみに御崎神社の航海安全の神様で、漁師さんたちが海の上から「行ってきます」と「ただいま」を言えるように海に向かって御社が建っています。
(・・・・・・あんまり大きな声で言いたくないけど、縁結びの神様でもあります。人知れずパワースポットでもあるんですよ。でも縁結びの神様にあやかりたい女子の間で有名になっちゃったりなんかして、毎日観光地みたいな賑わいが出ても、なんかそれはそれで、近寄りがたくなってしまうでしょ。それにソテツの自生地最北端でもあるし、人でごった返すようなパワースポットになって欲しくないのです。だから一応ここだけの話ってことにしておいてください。っていう福島綾乃のとても個人的な意見と願いを書いておきます。)
ね。そう思うと、だからこそ御崎神社でご来光見たいな。
ってなるわけです。
で、スタンバイしていたところ、
ごった返す
とまではいかずとも
あの断崖絶壁に
ズラズラと
なかなかいいカメラを持った人たちが
要所要所に現れ、
また足場の悪いところに
長生きのためにとやって来た
じいちゃんばあちゃんに、
短パンで走り回るやんちゃ兄弟に手を焼くファミリーや、
友達同士でセルフィーを取っていたり、
もちろん若いカップルたちもいたり。
遠方から
「1月1日は御崎神社からでないといけない!」
と観光でいらっしゃる方もいました。
串間は暖かいところなので海面に雲がかかりやすく、水平線からまっすぐに登る太陽を見ることは難しいのですが、
みんなが海のむこうを見ていました。
けして整った場所ではないけれど、だからこそ美しいと思わせてくれます。そうして迎える新年。元気になれるような気がしたのは、私だけではないはずです。
[Special thanks!!]
・岩下宮司をはじめ串間神社のみなさん
・土持宮司をはじめ御崎神社のみなさん
・お話してくれたお客さんたち
*おまけ*
暖冬とはいえ、朝は寒い。ましてや夜明け前の暗いうちからまだかまだかとご来光を楽しみにしているみなさんは半分ガマンとの戦いなのです。御崎神社ではそんなみなさんに振る舞いがあります。
しし汁とおしるこ♪これがまたうまい♪
地元のお母さんたちがご来光を見にきたお客さんのために作る汁物。絶品でした♪
商工観光スポーツランド推進課