***本日の取材について*********
今回の取材及び撮影は許可を得て行ったものです。一般の方はむやみに近寄ると大変危険なため事前申し込み無しで見学することができません。あしからずご了承ください。
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R1年7月8日(月)14:00 本城小学校 校庭
今日はこちらからスタートです。何をしに来たかと言いますと、今日は本城小学校のみなさんが毎日目にするようになったアレの見学に行くということで、記録撮影を含めて私も現場へ同行することに。私も晴れていれば市役所の屋上から様子を伺っているアレですが、今回間近に見るのは初めて。
で、アレっていうのは・・・・・・
向こうの山に突然現れたプロペラです。地元の方には「扇風機」と呼ばれていることも。校庭からしっかり見えますね。
児童のみなさんもバスに乗る前から
あそこまで行くの?!あれなに?!
と興味津々。
では、早速みんなでバスに乗り込みます!
山道をくねくね行くと・・・・・
(晴れていれば)見晴らしのよいところまでやってきました。すると車の前には・・・・・
深い霧が。でも、何か立っているのがわかります!
車を降りるとそこには・・・・・・
プロペラが立っていました!で、でかい!!なんだこの大きさは!!
実はこれ、プロペラではなく、風力発電機なんです!
今年の春から着工し、年内には計23機の発電機が完成する予定です。高さ約135m、ハネは直径約100mあるんだって。
見学の案内は串間ウインドヒルさん。本城小のみなさんの質問はたくさん!大人はみんなタジタジしてしまいました(汗。
ちょっと心配な話。。。。
先週、大雨の話をしましたが、強風や台風の時はどうなるんだ?!
危なくないのかな??倒れたりしない??と思ったのですが・・・・・・
そもそも、あまりに強風だと消耗も激しいため、風速3m~25m以内で発電するように設定されています。さらに台風などの強風時には風を逃す方向に向きを変え、風の衝撃を抑えることができるんだそうです!すごい!!そんなことできるんだ!!
ここからは本城小のみなさんとはお別れし、串間ウインドヒルさんとさらに工事中の現場近くまで進みますと・・・・・
見たことないぐらいでかいクレーンが!
このクレーンを組み立てるところから作業が始まります。
みなさん、クレーンって組み立てられるらしいですよ!びっくり。
本体自体は海外から船で運び込まれます。福島港に到着させ、そこからさらに船で立宇津港まで運び、大きなトラックに積み替え、陸路にて運搬し、本城地区までやってくるといった流れです。1機につき福島港に着いてから完成するまで3~4週間かかります。なにぶん重たく長いため、ゆっくーーーーーり運搬するんだそうです。ちなみにだけど、あの軸になるところにはエレベーターがついてるんだよ!すごくない?!
にしても、絶景。現場には「本城地区にこんな見晴らしのいいとこあったんだ!」と思うぐらいのビューでした。こんなところ社会見学で訪れることができれば、すごく楽しいはず。だって私も終始ナチュラルハイだったもんw
さて、この風力発電ですが、本格的に稼働するのは来年度からだそうです。全23機の発電機で約3万~4万世帯の電気をまかなうことができるんだって。串間市民が生活するには十分すぎるぐらいの規模。完成が楽しめです♪
総合政策課