R1年9月4日(水)10:00 旧吉松家住宅
以前より交流があり、また串間市出身である若者が帰省中ということで、待ち合わせ。
早速ですが、その若者をご紹介します。
宮田誠さんです。九州国際大学 経済学部 4年生。現在、地域づくりについて専門に勉強されています。以前、串間に移住した協力隊に直接インタビューをしたい!ということで、直接問い合わせてきたことがあり、それ以来「帰省したら私からのインタビューにもご対応お願いします!」っていう約束だったわけ
福:はじめましてじゃ、ないけど、一応はじめまして!w
宮:電話で喋ってますからねw
「いや~!久しぶりに帰ってくるとやっぱりいいですね♪」
と言っていますが、実は串間に帰ってきたいらしい。
福:そもそも九州国際大へ入学したの?
宮:大学進学は高校の時に考えてて、じゃもう串間から出てしまうわけですよ。串間に大学があったら考えたかもしれないけど。それで北九州大の経済学部ってところに「地域づくり」について学ぶコースがあって。単純に好奇心が湧いたんですよね。「おもしろそう!!」って、思っちゃって。
福:ほかに、なんか考えてたこととか、なかったの?
宮:「おもしろそう!!」って、直感的に感じる以外に、何か物事を始めるための理由なんて必要ですか??当時僕は18歳とかですよ?!
福:たしかに!っていうか私いまだにそうかもw
宮:wwww。今、僕は社会経験があるわけでもないから、直感で「これだ!」って思うことをやってみるのが大事なんだと思っているんです。
福:なんかやろうと思ってるの?
宮:僕、実は大学卒業したら1年間バッグパッカーになります!
福:マジで!?めっちゃええやんそれ!!それって、キッカケは?
宮:たまたま、2年前に世界一周した人と話す機会があって、その人すごいんですよ!瞳の輝きがすごくって!!「なんでこんなにキラキラしているんだろう?!」って、惹かれてしまったんです。僕も世界一周やってみたい!いつかこんな風になってみたいって!!
福:言ってた通り直感的だね。
宮:それから、世界を巡っている人たちが集うコミュニティーにちょいちょい顔を出していると、世界一周している人って、結構いるんだなって。みんなできるんなら、僕にもできるかも!って。
福:それで卒業後、1年間海外を巡るわけですね。
福:でもさ、串間に戻ってきたいって言ってたよね?
宮:その1年間バックパッカーをやってみて絶対交流する人がいるわけですよ。串間に帰ってきた時にそこで出会った人たちと、何かできればいいなぁと考えてます。
福:なるほど。
宮:でも僕、直感的に動いてしまうから、もしかしたら串間じゃなくて、どこか海外に移住しちゃうかもしれないし、確実なことは、正直言えない。でも、今は帰ってくるつもりなんです。僕、ここに帰ってきたいと思っているんですよ。
福:そこは結構こだわるんだね。
宮:だっていいところじゃないですか!
福:一等地に住んでると思ってるし、それに慣れてきて、たまに出張で都会に出るとすごく疲れる。
宮:僕、電車に乗るとめまいがします。友達は人混みが苦手すぎて駅のホームで倒れたことがあります。
福:その気持ち、わかる!
宮:僕、変わってるのかな?串間に帰りたいって、同級生ではあんまり聞かないし。
福:外に出れば出るほど帰ってきたくなる場所だと思うよ。
宮:そーですよね♪
宮:とか言ってますけど、本当は卒業した後、不安もあったり。
福:え?バッグパッカーが?
宮:不安ですよ。好きだけど、旅行とか飛行機とか得意ではないし、そもそも英語とか全然ですよ。
福:伝えようと思えば伝わるもんだけどね。私も英語できないけど、外国の人にも取材するよ。だいたい理解できるし、理解してもらえる。
宮:ま、挑戦しているから生きてる感じがするから、不安にも挑戦してみようと思ってます。
若いからこその発想と表現だなと話を聞いていて思いました。(私もまだ若いと思ってるけどねw)こんな若者が串間に帰ってこようと思ってくれているのが嬉しいですよね。大学を卒業して1年後、どんな変化が起きるんでしょうか?帰国後、ぜひ再び取材させてもらうことにしました!
[Special Thanks!!]宮田誠さん
【旧吉松家住宅建築100周年!エピソード伺ってます】
高校時代、友達とよく遊びに来てました。放課後、「受験勉強」っていう名目で、トランプで大富豪してましたねw 放課後に立ち寄れる店がないじゃないですか。だから旧吉松家住宅って、僕らのカフェだったんです。今の高校生たちって、気楽に立ち寄れるエリアだって知っているのかな?コンビニのイートインコーナーでないとゆっくりできないと思ってるかもしれないけど、国の重要文化財に指定されてる場所で友達とまったりしてられるのって、ここでしかできませんからね!ぜひ使ってほしいな!
***旧吉松家住宅での思い出:宮田誠***
総合政策課