太陽に恵まれたくしまから
美味しい超早堀り甘藷の
出荷がスタート

畑からいよいよ食卓へ

温暖な気候を生かし、宮崎県内最大の甘藷生産地である串間市から全国に先駆けて超早掘り甘藷の出荷準備が始まりました。5月末に生産者の串間市大束農業協同組合かんしょ部会所属の折田一広さんが、今年苗植えして育てた超早掘り甘藷のひげ根を1本ずつ手作業で取り除き、機械で大きさを選別した後、箱詰め作業に追われていました。折田さんは「例年以上に重量も増え、自信があります。苗床の全面消毒に加え、新しい種芋を導入したことで、今年もおいしい甘藷ができました。皆さんにぜひ食べてほしい」と話していました。

甘藷の出荷も始まり、おいしく立派な甘藷ができたということで、JA串間市大束亜熱帯果樹部会が串間市役所を訪れ、市長と副市長へ超早掘り甘藷を、株式会社くしまアオイファームは甘藷と焼酎を贈呈しました。

超早掘り甘藷は、市場価値が高く、色鮮やかで食味も良く贈答用としての出荷も盛んです。掘った後貯蔵庫で寝かせず、すぐに出荷するために皮ごと食べることができ、ビタミンやカリウム、食物繊維が豊富。そのまま蒸しても皮が口の中であまり残ることがないので食べやすく、天ぷら料理がおすすめです。