JA串間市大束でサツマイモ
基腐病の復興祈願祭を斎行

超早掘りかんしょの出荷がスタート

県内最大の食用かんしょの産地である宮崎県串間市大束では、「ヤマダイかんしょ」の収穫が始まりました。普通のかんしょの出荷は8月~11月に対し、超早掘りかんしょは6月上旬頃から出荷されます。かんしょの栽培に適した火山灰を含む黒土の台地で育てられ、「赤ダイヤ」と呼ばれるほどの鮮やかで美しい赤色が特徴です。
かんしょ農家の武田尚吾さんの作業場では、ひとつひとつ丁寧に土やヒゲ根を落とす作業や、等級による選別と箱詰めが行われていました。

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出荷初日には、かんしょ部会役員、生産者をはじめ、市役所、運送会社、JA役職員が集まり、「サツマイモ基腐病」からの復興を祈願する祈願祭が、かんしょ集荷場前で斎行されました。
かんしょ農家が心を込めて作った「ヤマダイかんしょ」が大型トラックに積み込まれ、大阪や京都など関西方面に出発しました。

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