H31年1月24日(木)鬼塚さんのビニールハウス
今日もやってまいりました。今期はマンゴーが出荷されるまでの成長過程を追っています。花の時期が終了し、実が徐々に成長していく最中だそうです。早っ!だって、、
↑12月29日の様子。要所にあるこの緑色の小さい粒が、、、、、
↑1月24日でしっかり実になっています。しつこいですが、これがマンゴー。(まだ収穫も食べられもしません。)
相変わらずこのビニールハウスで作業されている鬼塚さんは忙しそうです。
チョキチョキ
チョキチョキ
1個の質を高めるためには、やはり枝に対しての実の数は徹底して管理するんだそうです。中には、
↑種が入っていないものもあるので、今のうちに枝自体をトリミングします。できるだけのムダを無くし、キレイに剪定して日当たりよくします。
でも、それってどうやって見分けているんですか??
どれを残すかって、パッと見てわかるものなのかな??
鬼:Vが出ているものを残します。
V??
よーく見てみると・・・・・
↑実にこんな感じにVサインが出ているものを選ぶそうです。
・・・・・・私はパッと見てわかりませんでした。
(写真はわかりやすいように編集して斜線を引いています。あしからず。)
剪定した後は天井から垂れ下がった針金で調整し、均一に太陽が当たるようにします。
こんな風に横に伸びた枝の先に実がついているのがベスト。これからどんどん大きくなることを考えるとこの形になるんだそうです。だから、、、、
どの枝もみんな同じようなところに実がなっています。なっているというか、そうなるように剪定するというか。マンゴーを育てる上で一番大事と言っても過言ではない「日当たり」。全体的に均一に当ててやらなければなりません。あま~いマンゴーになってもらうために太陽をこれでもかと浴びて成長するのです!!それが、宮崎のマンゴーなのです!!
そして!
そうして育ったマンゴーの中のマンゴーが宮崎が誇るブランド「太陽のタマゴ」として出荷されます!
【「太陽のタマゴ」について】
以下の基準をクリアしたマンゴーが「太陽のタマゴ」として集荷されます。主な基準は・・・・・
[経済連が定める県統一基準を満たすもの]
・品位がA品青秀以上のもの
・階級が5L~2L以上のもの
・糖度が15度以上のもの
もちろん自然に落果するまで樹上で完熟させたもので、食味・外観の優れたマンゴーであることが条件です。
それにしても・・・・・
あんなにいっぱい緑色の粒が出てたのに・・・・・
これだけになってしまうのか・・・・
ただ実がなればそれでいいというものじゃないんですね・・・・
マンゴーって、
全部がマンゴーになれないんだ。
間引かれて残るべく残ったものしかマンゴーになれないんだ。
さらにブランドとして出荷されるには
生産者さんにはお休みなど、ない。
マンゴーの世界は厳しい。
前回見た花の状態ではまったくマンゴーの想像なんてできませんでしたが、こうして実が成長してくるとマンゴーが出来上がってくる実感がわきますね♪さて、次回来るときはどうなっているんでしょうか。わくわくします♪
*前回の様子はこちらからご覧頂けます*
[Special thanks!!]鬼塚誠さん
商工観光スポーツランド推進課