ワクチンを接種した後、発熱や接種部位の発赤・腫れなどの症状が出てくることがあり、これを副反応といいます。副反応には前述した比較的よくみられる軽いもののほか、極めてまれに起こるものとして脳炎や神経障害などの健康被害(病気になったり、障害が残ったりすること。)と考えられるものがあります。
予防接種は感染症を予防するために重要なものですが、健康被害がおこることがあります。これは極めてまれですがなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ医療機関での治療が必要になったり障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定した時は、予防接種に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
1 【請求者】申請に必要な書類を準備し、串間市に申請
接種時に住民登録があった市町村への申請になります。
2 【串間市】予防接種健康被害調査委員会を開催。県を経由し、厚生労働省へ進達
調査の過程で、請求者に追加資料の提出をお願いすることがございます。
3 【厚生労働省】疾病・障害認定審査会で審査。結果を県を通じて串間市に通知
国が申請を受理してから審議結果を通知するまで、4か月~1年程度の期間を要します。
4 予防接種による健康被害であると認定された場合、給付が行われます。
詳しい救済制度の内容については、厚生労働省ホームページ(外部サイト)をご参照ください。
串間市役所医療介護課
健康増進係
☎0987-72-0333
新型コロナウイルスワクチン接種対策室